About Us神奈川県社労士会について
Greeting
神奈川県社会保険労務士会 会長挨拶
神奈川県社会保険労務士会ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
会長の山邊鉄也(やまべてつや)でございます。
私たち社会保険労務士は、我が国の労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的に、1968年(昭和43年)6月に法律で制定された国家資格者であります。神奈川県社会保険労務士会は同法に基づいて設立された法定団体であり、現在県内で約2,700名の会員が入会登録しています。
社会保険労務士の倫理綱領は「会員は品位を保持し、常に人格の陶冶にはげみ、旺盛なる責任感を持って誠実に職務を行い、もって名誉と信用の高揚につとめなければならない」と定めております。これに基づき社会保険労務士は、事業場とそこで働く労働者の方々の労働保険、社会保険、医療、年金のほか、労働基準法、労働安全衛生法などの人事・労務管理分野や、広く国民生活を支える社会保障制度等について、唯一の国家資格者として日々申請手続や相談指導等を行っております。
当会では、労務相談室と年金相談センターを常設し、電話や対面により労務管理上の悩みや年金に関する疑問にお答えしております。
また、将来の労務監査制度を見据えて、指定管理者等の労働社会保険諸法令の整備状況などを審査する「労働条件審査」を県内多くの自治体で実施させていただいております。他にも、神奈川県や横浜市等の「治療と仕事の両立支援」事業に多くの会員が相談員として参画し、仕事との両立についてがん患者ご自身やそのご家族といっしょに個別に最善の方策を考えております。皆様からは、「相談してよかった」といった高い評価をいただいております。
社会貢献事業としては、主に中学生や高校生の皆様に出前授業を行っております。豊かな社会生活を送ることができるよう、働くことの意義や社会全体の仕組みを伝えながら、労働、社会保険制度について講義してきました。平成15年にスタートし、受講された生徒の総数はすでに3万人を超えています。
当会は、法務省認定の民間ADR機関(裁判外紛争解決機関)である「社労士会労働紛争解決センター神奈川」も併設しております。労働問題に精通した社会保険労務士が、「あっせん」という手続により、話し合いをもって和解を目指すための適切な案をご提案します。
コロナ禍により、私たちの生活様式や価値観、企業活動は一変しました。在宅勤務が急速に進みましたが、そこからは新たな長時間労働、メンタル不調やハラスメントなどの諸問題も発生しています。雇用調整助成金が厚労省予算を上回るほどに申請件数が増える中、潜在的失業者が企業内に多数存在する状況も取りざたされています。
また、コロナ禍が経営を圧迫する度合いは、企業規模・業種によってその状況は大きく異なります。こうした中で、令和3年の4月からは中小企業でも同一労働同一賃金が始まり、70歳までの継続雇用等が努力義務となります。
「1社でも多くの企業経営を支え、1人でも多くの働く人たちの生活を守っていくこと」が、私たち社会保険労務士の使命です。このホームページをご覧いただき、少しでも気になることがございましたら、お気軽にご連絡ください。皆様の社会生活の向上のために、私たち社会保険労務士をご活用ください。どうぞよろしくお願いします。